●県内唯一のシンビジウム農家 シクラメンやコチョウランと同じく冬を代表する花、シンビジウム。贈答用としてもおなじみですが、近年では「プリンセスマサコ」「愛子さま」など皇族の方々をイメージした品種が登場し、話題になりました。 実は山口県内でシンビジウムを生産しているのは、向谷さんただ一人なのです。
●新たに見つけた、第3の人生 「面白いものを見せてあげよう」と案内されたハウスは、植物やフラスコでいっぱい。まるで実験室のよう。実は向谷さん、趣味でランの新種開発や栽培について研究し「コチョウランとフウランの栽培方法」の特許を取得しているのです。 その内容は底に穴の開いたポリポット(塩化ビニール製の鉢)に苗だけを入れて育てるというもの。土などに植えて育てる方法が一般的ですが、上手に管理しないとすぐに腐ってしまいます。しかし、向谷さんが編み出した方法を使えば、腐る心配もなく元気に成長するのです。 「この栽培方法をたくさんの人に知ってもらいたい。引退したら毎日研究しますよ!」。 「徳山洋らん」のシンビジウムが全てお客様のもとへ届く頃、今度は研究者として新たな人生をスタートさせます。
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