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やまぐち花産地
 豊かな自然にはぐくまれた山口の花の産地と花職人をご紹介します。


地図

【場所】柳井市余田
【面積】30アール
【作目】輪菊
【年間出荷量】約20万本

 今回やってきたのは、やまぐちフラワーランドに程近い場所にある金廣農園。柳井と田布施の境にある田園地帯、その一角で菊の電照栽培を行っています。

 ●0からの菊栽培
 笑顔で出迎えてくれたのは、金廣真治さん。菊栽培を始めて13年目をむかえる若い生産者です。さっそくお話をうかがってみて驚き!菊栽培を始めるにあたって、土地を借りるところからスタートしたのだそうです。「特に、親が花を育てていたとか農業をしていたわけではないので・・・」と金廣さん。高校卒業後3年ほどサラリーマン時代を経て、農業大学校に入学。そこで花の栽培を学び、卒業後、裸一貫、柳井に土地を借り、設備を整えて菊の栽培をはじめたのだとか。なぜ数ある花の中でも菊栽培にこだわったのでしょうか?

 ●新鮮な気持ちで
 菊は、苗を植えてから花が咲き出荷するまでが約4ヶ月と1作の間隔が短い作目。「4ヶ月単位で作業をこなしていけるから、常に新鮮な気持ちで作業をしています。たぶん自分の性格に合っていたんでしょうね」と金廣さん。
 菊の需要はお盆、正月以外にも業務用や個人向けの供花など年間をとおしてあります。それに応えるために、菊の品種、電照時間、植え替え時期を調節しながら、9月以外ほぼ一年中出荷できるようにしています。

●挿し芽に感動!
 プチップチッとおもむろに菊の芽を摘む金廣さん。剪定みたいなものかなと思って見ていたら、「これを挿して、苗に育てるんですよ」と説明を受け、一本芽を抜いてみるとその下にキレイに根が生え揃っています。へえ〜、菊って意外と生命力があるんだと思わず感動。ある程度の大きさまで育つと、冷蔵庫に一度保存して、植え替えの時期を待ちます。

 ●日照時間で大きく変わる開花時期
 
菊は、日照時間が短くなると花を咲かせる性質をもっています。
  電照栽培はその特性を利用して、電気の光を当て続けて開花の時期を遅らせたり、ハウスをシェードで覆い光を遮断することで開花を促したりします。
 「花の品質にも影響するので、植える時期と光の与え方、気温などバランスをとりながら開花時期を調節しています」と金廣さん。このあたりの判断は経験がものをいうようです。

 ●もうすぐ出荷
 取材にうかがった日は、これからお盆にむけて出荷間近の菊がいっぱい。もうすぐ切りとる段階に入るんだとか。そして、すぐに次の苗の植え替え時期もせまっています。気持ちを新たに金廣さんの菊作りは続きます。


山口県花き振興協議会 事務局
〒742-0033 山口県柳井市新庄500-1 山口県花き振興センター内
TEL 0820-24-1801 FAX 0820-22-2822

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