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やまぐち花産地
 豊かな自然にはぐくまれた山口の花の産地と花職人をご紹介します。


地図

【場所】防府市台道
【面積】約2,600平方メートル
【作目】ガーベラ
【年間出荷量】約50万本

 今回は防府市で唯一ガーベラ農園を営む、林忠司さんにお話を伺いました。
 ●脱サラしてガーベラ農家へ
 
車のディーラーとして働いていた林さんが花職人の世界に飛び込んだのは約14年前のこと。奥様の親戚の花農家を手伝いをしているうちに、自分もやってみたいと思うようになりました。
 しかし安定したサラリーマン生活からの転職に、周囲の反対はなかったのだろうか?
「同僚も応援してくれたし、妻も花農家の仕事は理解していたから…」
 周りの後押しを力に、思い切って農家を始めることができたのです。

 ●業者さんの言葉がきっかけで…
 
林さんがガーベラを選んだのは、ある言葉がきっかけでした。
 手伝いをしていた頃に出会った業者さんが「これからはガーベラの時代が来る!」と熱く語っていたのです。
 業者さんにはそこまで言い切れる理由がありました。
 ガーベラは育てやすく1年中出荷できます。また、病気になっても回復が早く失敗してもリスクの少ない花なのです。
 これから農家を始める林さんにはピッタリの花だったのです。

 ●思いがけない苦労
 
しかし、意外なところに落とし穴がありました。
 出荷前の作業が他の花の倍以上手間がかかるのです。花が開いてから出荷するので、傷つけないよう花弁にカバーを被せます。
 一見単純な作業ですが量が多いのでとても大変。時には家族総出で作業しています。
 そして今いちばん頭を悩ませているのは価格の下落。
 単価はなんとピーク時の半額まで下がってしまいました。なのに資材はどんどん値上がりしています。
 やる気を失いそうな状況ですが、サラリーマン生活を捨てて選んだ道。めげずに生産を続け、その結果数々の賞を受賞しました。ちなみに平成20年度春季山口県花き展示品評会では全農山口県本部長賞に選ばれました。

 ●品種がいっぱい!
 
ここでハウスの中を案内してもらいました。
 色とりどりのガーベラが並びとても華やか。中には「マリモ」や「ポコロコ」など、花には見えないようなものも。
 林さんの農園では約1万3000株、約50品種を育てています。50品種と聞いただけでもビックリしますが、現在流通しているのはなんと2000品種以上!
 さらに毎年たくさんの品種が発売されています。
 その中から市場や花屋さんによって違う好みに合わせて、どの品種を育てるか考えます。

 ●林さんの自信作
 
最後におすすめの品種を教えてもらいました。
 優しいピンク色が印象的な「エモーション」。
「理想の色ができたんですよ」と自信タップリ。実は同じ品種を同じように育てても、色の出方が変わることがあるのです。
 色も形もさまざまなガーベラ。お気に入りを見つけて飾ってくださいね!


山口県花き振興協議会 事務局
〒742-8787 山口県柳井市新庄500-1 山口県花き振興センター内
TEL 0820-24-1801 FAX 0820-22-2822

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