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やまぐち花産地
 豊かな自然にはぐくまれた山口の花の産地と花職人をご紹介します。


地図

【場所】山口市小郡上郷
【面積】約2500平方メートル
【作目】パンジー・ベゴニア・ペチュニア・バーベナ・インパチェンス・マリーゴールド・ペンタス・トレニア 他20種類
【年間出荷量】約40万ポット

 今回お邪魔したのは、山口市小郡にある『L'ESPOIR HARADA』。代表の原田稔裕(トシヒロ)さんにお話をうかがいました。

 ●『L'ESPOIR』の意味
 『L'ESPOIR』とはフランス語の直訳で『希望』という意味の言葉。気持ちが安らぐお花を作っていきたいという想いを込めて、この名前をつけたそうです。

 ●『ベゴニア』のベの字も知らなかった!
 原田さんは今年52歳。約20年間茨城で自動車部品の技術・営業をしていたそうですが、花作りをしていた親が心配だった事もあり、42歳の春、平成10年4月から実家の小郡で花の栽培をスタートされました。
 「当時父親が作っていたのは『ベゴニア』だったんですが…、帰ってきた当初はベゴニアの『ベ』の字も知らなかったんですよ!」と話す原田さん。これはマズイ!ということで平成11年から2年間、防府の農業大学校で週2~3回、一般の生徒と一緒に授業を受け基礎知識を学んだそうです。
●毎日が議論
 原田さんが花作りをするにあたって最初に考えたのは、『父親の作り方をまず疑おう』という事。「これがいい」が口癖だったというお父様に対し、「ベストという事はありえない!常に変えて行こう。」と、二人でお酒を飲みながら毎日のように議論を重ねたそうです。
 結果、土を替え、ハウスも改造し、栽培の仕方も変え、せっかくやるならいろんな花を作ってみたいと思い、品種も30種に増やしました!
 「父にしてみれば、今までやってきた事をひっくり返されたわけですから気が気じゃなかったでしょうね(笑)。でも、精神的には本当に支えになってくれたんですよ」

●父から受け継いだもの
 そんなお父様も5年前に他界。「父がベゴニア1本でやっていたことで、僕が市場に行っても『ああ!ベゴニアの原田さん』といった具合に、すぐ名前を覚えてもらえるんですよ。これは父から受け継いだ本当に大きな財産ですね」と笑顔で話してくれました。

 ●原田さんのこだわり
 「夢はなんですか?」という質問に対し「夢はもたないんです」と、なかなかカッコイイお言葉!
 「夢は持たないですけど(笑)、毎年細かい数値目標を立て、それを達成出来るようにがんばってます!」
そんな原田さんのがんばりに応えるかの様に、ハウスではパンジーが綺麗に綺麗に咲いていました。
 原田さん、本当に面白い方ですよ。話を聞いていると時が経つのを忘れる程です。

山口県花き振興協議会 事務局
〒742-0033 山口県柳井市新庄500-1 山口県花き振興センター内
TEL 0820-24-1801 FAX 0820-22-2822

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